【2019年3月12日】仮想通貨市場ニュース3選!

ビットン
こんにちは!ビットンだよ!今回の記事では2019年3月6日から3月11日の間に起こった仮想通貨市場のニュースを、いくつかピックアップして見ていくよ!

ビットコインの価格

2019年3月12日13:48現在、ビットコインの価格はbitFlyer提供による相場で、42万7246円となっています。

ビットン
43万~44万円のBOX相場からやや微減ってところかな。ここしばらくは方向感のない相場が続いているね。それじゃあ今日もビットコインに関連するニュースを見ていこう!

ビットコインの価格はこちらのリンクをどうぞ!

①10兆円規模の投資会社が新たなブロックチェーンETFを発表!

ブロックチェーン関連企業に焦点をあてたETF「The Invesco Elwood Global Blockchain ETF」をイギリスのロンドン証券取引所で新たに発表することを、10兆円以上の資産を運用する投資顧問会社Invescoが公表しました(3月10日)。

本ETFに含まれる企業としては、ビットコイン先物取引を提供するCMEグループをはじめ、AppleやIntelといった大手企業を含むブロックチェーン関連企業48社が組み込まれています。

ブロックチェーン技術を応用する分野として、金融業界が最も注目されており、技術の実用化が目前まで迫っています。

例えば、JPモルガンチェースは提携銀行とのドルベース決済を効率化することを目的とした「JPMコイン」の利用の計画を公表しましたが、これが実現した場合、JPモルガンチェースはブロックチェーン技術を取り込んだ最初のグローバル銀行の1つとなります。

3月12日現在、米国では7つのブロックチェーンベースのETFが取引されていますが、そのほとんどは資金流入の規模に欠けているのが現状で、その中で最大なものでも120億円規模となっています(Amplify Transformational Data Sharing ETF)。

また18年2月にイタリアの証券取引所で発表されたヨーロッパ初のブロックチェーンETFは、およそ22億円規模に留まっています(The Innovative & Process ETF)。

ビットン
「ブロックチェーンすごい!」が直ちに「仮想通貨すごい!」に結び付くわけではないけど、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の価値の根幹を支えている技術が評価されるようになると仮想通貨の将来の見通しも良くなるだろうね!

この記事に関連する記事やニュースはこちらからどうぞ!

ブロックチェーンやマイニング、フィンテックなどを分かりやすく解説!

ETF(上場投資信託)とは?

仮想通貨批判の急先鋒JPモルガンが独自の仮想通貨を発行!

②スイスの取引所がイーサリアムのETP取引を開始!近くリップルでも開始か!

スイスの大手証券取引所であるSIX Exchangeが、イーサリアム(ETH)に連動するETP商品の取り扱いを開始したと発表しました(3月6日)。

※ETP=上場投資商品のことで、ETF(上場投資信託)、ETN(金融機関の信用力を元に発行される証券に投資する上場投資信託)、ETC(金や原油に連動した上場投資信託)などがある。

SIX Exchangeは18年11月、ビットコイン(BTC)リップル(XRP)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)の値動きに連動する、世界で初めてとなる仮想通貨ETP商品を株式市場に上場させた取引所です。

また3月初頭にはビットコイン(BTC)のみに連動するETPの発表をしており、今回発表されたイーサリアム(ETH)版はそれに続く形になっています。

さらにSIX Excahangeには、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラ(XLM)イオス(EOS)といった時価総額上位通貨の価格に個別に連動するETP商品が上場される見込みであることも報じられており、これらが実現すれば世界初のETP商品が次々に誕生することになります。

仮想通貨に対して前向きな姿勢を示すSIX Excahngeですが、これを裏で支えているのがスイス政府です。

スイスの金融規制当局であるFINMAは、世界で最も仮想通貨やブロックチェーン技術に対して友好的な取り締まりを行っている政府機関であり、多くのブロックチェーン企業がスイスに拠点を構えています。

ビットン
ニュース記事ではよくアメリカや中国のBinanceのことなんかを取り上げるけど、ヨーロッパでも仮想通貨に対する取り組みが進んでいるんだね!

仮想通貨市場にETF先物といった形で機関投資家の資金が流れ込めば、仮想通貨の時価総額があがり、需要と供給の関係から仮想通貨の価格も上昇すると言われています。

このニュースに関連する記事やニュースはこちらからどうぞ!

イーサリアム(Ethereum:ETH)とは?特徴や仕組みなど徹底解説!

スイスが世界で初めて仮想通貨ETPを認可!

③コインチェックが仮想通貨別のチャット機能をリリース!

国内大手取引所Coincheck(コインチェック)は、仮想通貨別のチャット機能をiOS(iPhone版)アプリで開設したことを発表しました(3月11日15:09)。

仮想通貨別のチャット機能が使えるのは、Coincheckが取り扱う通貨を含めた23通貨です。

ビットコイン(BTC)

リップル(XRP)

イーサリアム(ETH)

ビットコインキャッシュ(BCH)

ライトコイン(LTC)

ネム(NEM)

イーサリアムクラシック(ETC)

リスク(LSK)

ファクトム(FCT)

ステラ(XLM)

カルダノ(ADA)

アイオータ(IOTA)

バイナンスコイン(BNB)

ネオ(NEO)

VeChain(VET)

Dogecoin(DOGE)

OmiseGO(OMG)

Qtum(QTUM)

・DigByte(DGB)

Nano(NANO)

Verge(XVG)

Siacoin(SC)

モナコイン(MONA)

金融庁は18年1月に起きたCoincheckのハッキング事件を受けて、立ち入り検査や2度にわたる「業務改善命令」を通じ、慎重に検討を進めてきましたが、同取引所の利用者保護の体制が十分に整ったと判断し、19年1月には改正資金決済法に基づく「仮想通貨業者」として認可を下しました。

サービス拡充に専念できるようになったCoincheckは、「Coincheck Academy」を開設して、仮想通貨の投資初心者が理解を深める一助となるための活動にも着手しています(3月11日14:57)。

ビットン
Coincheckがやっと息を吹き返してきたって感じだね!初心者用コンテンツってBinance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)もやっているけど、全部英語だったから、日本語で学べるってところがいいね!

このニュースに関連する記事やニュースはこちらからどうぞ!

Binanceが教育コンテンツをスタートさせる!

「勉強すれば仮想通貨を稼げるサービス」が誕生!

終わりに

今回はこの3ニュースを取り上げてみました!

今後もビットコイン関連のニュースに注目していきましょう。

ビットン
ブロックチェーンETFっていうのは直接には仮想通貨業界に関わってこないけれども、ETFを通じて色んなところから資金が流入してこの技術が成長したら、仮想通貨の方にも注目が集まるようになるかもしれないね!今回もビットンがお伝えしたよ!みんなまたね!